|
↑ ビフォー1 ↑ |
|
↑ ビフォー2 ↑ |
|
↑ アフター写真 ↑ |
Mason Pearsonのヘアーブラシ、買ってしまいました!シドニーの百貨店「David Jones」にてAU$280。
昨夜あるサイトで「ヘアーブラシならMason Pearsonが一番!」と書いてあった。さらりと1行ね。でも何だか気になる・・・ってんで、さっそくネットでリサーチ。「高いけど、すごくいい!」的なレビューを続々と発見。
好奇心がムクムク、そして今日、速攻で買ってきてしまった。(←アクション早すぎ?)試しに、頭右半分だけ50回程ブラシかけてみた。気のせいか何だか天使の輪が見えるような・・・。実際、写真撮って比べてみたけど、ブラシかけた方の髪はツヤツヤしてる!!!
百貨店では親切な女性店員が対応してくれた。彼女は「私ね、昔ヘアドレッサーをしてたから髪の事はよく知ってる。職場で使っていたのもこれよ。イギリスの老舗のメーカーでね、やはりこのイノシシの毛が一番なのよ。高いけど本当にいいの。絶対に後悔しないわ。私自身、イギリスの店で自分用のブラシを買って、もう25年使ってるわ。ちなみに私68歳だけどね。ブラシで20年以上も長持ちするものなんて他にないわよ。姪っこにも20歳のお祝いで、このブラシプレゼントしたのよ。ヴダルサスーンとか他の会社も豚毛ブラシ出してるし、安いプラスチックのブラシもあるけど、あんなの使ってても髪は綺麗にならないわよ」
68歳のこの女性店員は、顔こそはシワやシミも年相応にあったけど髪の綺麗な事!ツヤツヤで、とても68歳の髪には見えなかった!髪だけ見たら、ティーンエイジャーだよ!!彼女のあの髪見たら、もうどんな広告も要らないと思った。
Mason Pearsonのブラシは10種類もあり、店頭でパッと見ただけではどれも同じに見える。私は高価な買い物する時は、かなり綿密にネットでリサーチする癖があるので、店員に聞かなくてもすでに店頭のブラシの違いを把握していた。
私が店頭でブラシを比較してると、若い女性店員が何人も通りすがり、「May I help you anything?」と尋ねてきた。けど、私はシドニーのカスタマーサービスの無さぶりには懲りてるので、「あ、いいです。見てるだけですから。」と笑顔でやんわりお断りした。
この68歳の店員の経験談はすごかった。さすが25年間使ってるだけあって詳しかった。けど、彼女のセールスでちょっと気になったのは・・・
私が比較していた2つのブラシ「Small extra」と「Handy Bristle」については、「前者の方が大きめ。後者は小さめなのでバッグに入れて歩くのにも便利よ。それに値段も前者は$280だけど、後者はその半額ちょっとで買えるからお財布にも優しいわね」という説明だった・・・。
私の綿密なリサーチによると、「前者は希少な硬質イノシシ毛100%使用のブラシで強めのブラッシングを希望する人用。後者はイノシシ毛100%だけど、前者程硬質な毛じゃないので万人受けしやすいタイプ」なのだー!!
店員は小柄で安めのブラシを売りたがっているようだった。きっと普段接するお客さんに「ブラシに$280も支払えないわよ!」と頻繁に言われるのかしら???だからついつい、安めのブラシをお勧めするセールストークになってしまうんだろうか・・・。
「箱から出して、見てもいいかしら?」と聞いた私。一瞬の間。ちょっと困った顔の店員は「えっと・・・じゃ、どちらを見てみたいの?」と聞いてくる。(2本ともを箱から出して見せるのは面倒なのね・・・と思う私)
そんな彼女の気持ちは無視して「2本とも見てみたいです」と堂々と言うと、また一瞬の間。(やっぱ、嫌なのね・・・と思う私)
しょうがないので、「リサーチも昨日したし、このブラシがいいのは分かってます。どちらか1本は必ず買いますから、2本とも箱から出して見せて下さい」と言う私。(ここまで言われたら、販売員だってセールスを逃したくないから、見せてくれるでしょう・・・と思う私)
案の定、満面の笑顔に戻った店員は、嬉しそうにブラシを2本とも箱から出して見せてくれた。そして「ブラシを選ぶ時はね、こうするの。手の平の手首に近い側で、ブラシの頭をこうやってギュウっと押すの。この位のハリが無くては頭皮マッサージの効果無しなのよ。」
店員はまだ小柄で安いブラシを必死で勧めようとしてたけど、「値段は関係ないんです。私は自分にとってベストの商品を選びたいだけ。本当に良いものなら、金額なんてどうでもいいんです」と説得し、大きくて高価な方のブラシを選んだ。(←だって高額な商品の方が、圧倒的にレビューの評価が高かったんだもーん)店員はちょっとビックリしたような、鳩が豆鉄砲食らったような顔してた。
私、そんなに貧乏人に見えたのかしらん???(うーん)
あ、でも今回のブラシの値段は、旦那には内緒。自分で稼いだお金で買ったんだし、何を買おうと自由だと思うけど、旦那は「$280のブラシ」の価値が絶対に理解出来ないと思うから・・・。「以前のプラスチックのブラシ古くなってきたし、近所でちょっと買ってきた」と、とぼけておこうっと。(←エヘへ、悪い妻です)