新ブログの方が断然、見やすいです!
役立つ追加情報も、どんどんアップデートしてます。
私、シドニーで、歯列矯正中でした(おかげさまで今はもう終わりました!)。
私の歯列矯正はちょっと特殊なケースでした。子供の頃からすごい出っ歯と八重歯で、ぐちゃぐちゃの歯並びでした。
20代前半に、日本の一般歯科医に相談したら、「もう一般的な歯列矯正をするには遅い。差し歯矯正なら今でも可能」と言われました。
上の前歯6本は、歯並びは悪かったけど、虫歯一つない健康な前歯でした。でも、差し歯矯正をする時に、根っこ部分だけ残して、ほぼ全部削り取られました。
代わりに、「正面から見ると、まっすぐに見える差し歯」がくっつけられました。この差し歯は、6本全部つながっていました。正直言って、仕上がりに全然満足できませんでした。
というのも、確かに、正面から見たら、「一見、まっすぐな歯ならび」に見えました。でも、差し歯の下にわずかに残っている、自分の歯の根元部分は、出っ歯な時と同じ位置に生えたままだったからです。
横顔は、口元が飛び出ていて、モッサリと垢抜けない感じでした。正面から見ても、差し歯矯正した6本の歯は、不自然に細長くて、変な見た目でした。
問題は、見た目だけではありませんでした。上下の前歯の間に隙間ができて、噛み合わなかったのです。その結果、マクドナルドなどでハンバーガーにかぶりつくと、レタスや、スライスしたトマトなどが、上下の前歯で噛みきれないのです。噛みきれないレタスやトマトが、ベローーンと、ハンバーガーから全部出てきてしまうのです。女友達の前で、こんな状態になるのが、めちゃくちゃ恥ずかしかったです!
差し歯矯正をして以来、20年間ずっと、その差し歯矯正した歯と、黒ずんだ歯茎が、私の大きなコンプレックスでした。一日たりとも忘れたことはありませんでした。
人前で笑う時にも、絶えず「自分で、自分自身を監視する目」があるというのでしょうか?あまり「二カーッ!!」と笑うと、《不自然に細長い差し歯矯正した前歯》や、その差し歯の上の《黒ずんだ歯茎》が、丸見えになってしまうからです。
それらの弱点を、「人に見せないように笑おう」とするから、どうしても心のどこかで緊張してしまい、心から無邪気に笑えないのです。(生まれた時から歯並びが綺麗な人は、こういう悩み、想像すらできないだろうなぁ・・・)
それから20年後のある日・・・。
結婚してシドニーに住んでいた私ですが、歯の定期検診をしてもらいました。すると、その前歯の差し歯の下にある、「根っこだけ残ってる自分の歯の1つ」に虫歯ができてるみたいだと診断されました。
上の前歯6本の差し歯は全部つながっていたので、虫歯があるのは1つの歯でも、全部の差し歯を一旦取り除かないと虫歯の治療ができません。
どうせ、6本つながった差し歯を一旦取り除くなら、今度こそちゃんと、ワイヤーをつけて歯の根元から歯列矯正をしてもらえないかと思いました。
そして、シドニーで、いよいよ差し歯矯正された前歯6本を含む、歯列矯正がスタートしました。
この続きは、新しく引っ越したブログでどうぞ:
新ブログの方が断然、見やすいです!
役立つ追加情報も、どんどんアップデートしてます。
。。:*:。。:*:。。:*:。。:*:。。:*:。。:*:。。:*:。。:*:。。:*:。
。。:*:。。:*:。。:*:。。:*:。。:*:。。:*:。。:*:。。:*:。。:*:。
。。:*:。。:*:。。:*:。。:*:。。:*:。。:*:。。:*:。。:*:。。:*:。
人気のある記事です:
●《歯列矯正で幸せな笑顔になるアイディア》
●《髪の毛多い・くせ毛の私が1年間リュミエリーナ製ヘアビューロン (ストレート)を使うと?》
。。:*:。。:*:。。:*:。。:*:。。:*:。。:*:。。:*:。。:*:。。:*:。
今回はブログを読まれた方から、よく質問されることをまとめてみました。
Q1:The Ortho Practiceはどこにありますか?
シドニー中心部を含め、NSW州内に3箇所にあります。クリニックの詳細を知るなら:The Ortho Practiceのウエブサイトを見る
クリニックで働いているスタッフやクリニックの最新情報を見るなら:
クリニックのFacebookで詳細を見る
Q2:The ortho practiceは良心的な価格設定だと思いますか?
(A)一番最初のアポイントメント:女性コンサルタントに歯の状態を診てもらいます。これは無料コンサルタントです。まず「歯列矯正が可能かどうか?」の見極めをしてもらい、歯列矯正の見積書をもらいます。もちろんその場で意思決定する必要は全くないです。コンサルタント女性からも「安い金額じゃないので、じっくり家で考えて、
(B)歯列矯正にかかる費用:
- 全額一括前払い:$8930(5%の割引)
- 分割払い:$9400(割引無し)
私は一括前払いにしました。もちろん、その後何度診てもらっても追加料金は無しです。私の場合は「上の前歯6本が、全部差し歯」という特殊な状況からの歯列矯正でした。「自歯でやる歯列矯正」の一般的な費用はもう少し安いかと思います。
また私は「SureSmile」という最新テクノロジーを使用した歯列矯正を選んだので、その分の代金$600が含まれた金額です。「SureSmile」は最短期間で歯列矯正のプロセスが終えられるように、CADというコンピューターソフトウエアによって計算された角度で歯列矯正のワイヤーを曲げる技術です。「SureSmile」が開発される以前は、歯列矯正医の長年の勘とスキルによって歯列矯正用のワイヤーを手作業で曲げていく方法が主流だったようです。これからは「SureSmile」が歯列矯正でどんどん導入されていくんじゃないかなと思います。
ちなみに私のブログを読んで、カウンセリングに行かれた別の日本人女性達の情報もお伝えすると・・・
日本人女性Mさんの例:
インビザラインで1年半の施術で、費用は$8600の見積り。(奥歯に大きなブリッジ有りで、その下に腫瘍ありという複雑なケース)
日本人女性Kさんの例:
最初のコンサルティングが$140。一番最初のコンサルティングは基本的に無料なのですが、この方の場合は別の歯列矯正クリニックですでに矯正治療をスタートしていてBraceを装着した状態でのコンサルティングだったので有料と言われたようです。(私の想像だけど、別のクリニックですでに歯列矯正をスタートされてる患者による「無料で見積もりだけもらって終わり」というケースが増えると、通常業務に支障が出るから有料になってるのかもしれません・・・あくまでも私の想像ですが)
歯の状態は、人それぞれ違うので、歯列矯正にかかる費用もそれぞれだと思います。初回のコンサルタントは無料ですし、その日に見積書はもらえるので、クリニックやスタッフの雰囲気を見る為にも、まずは勇気を出してクリニックに行ってみる事をお勧めします!
私の経験ではThe Ortho Practiceは本当にオススメです。こればっかりはいくら口
・・とは言え、人の好みはそれぞれですし、もし初回のコンサルトに行ってみてピンと来ないようなら、他の矯正歯科医も2−3件回って比較してみるのも良いかもしれません。
私のブログを読まれた後、私と同じ歯列矯正医に通い始めた、シドニー在住の日本人女性Kさんという方がいます。彼女は差し歯は無く、自分の歯で歯列矯正しています。インビザライン(透明なマウスピース状の矯正器具)を使って矯正することにしたそうですが、「とても分かりやすく説明してもらい、金額も前に他の矯正歯科で見積もってもらったのと同じくらいでした」とのことです。なので、差し歯のない一般的な「自歯」で歯列矯正される方なら、お値段は他のクリニックと大差ないと思われます。
Q3:日本で歯列矯正するよりオーストラリアの方が安いと聞きましたが本当ですか?
今現在の日本の歯列矯正のコストはよく分からないですが・・。私がまだ日本在住の頃、一般歯科医にこう言われました:「20代ではもう歯列矯正は出来ない。歯はもう動かない。歯列矯正は子供の頃にしないとダメ。でも差し歯矯正なら何歳になっても出来る・・」その当時の私は、一般歯科医と矯正歯科医の違いを知らなかったんですね。子供の頃から、母親に連れられて受診していた顔なじみの一般歯科医だった事もあり、この一般歯科医に言われた事をすっかり信用して、上の前歯6本を全て差し歯矯正してしまった訳です。日本の健康保険では、差し歯は保険が効きませんでした。差し歯矯正は全額実費で80万円ちょっとした記憶があります。ここシドニーでは、私はPrivate insurance(民間保険)に加入してます。nibという保険会社のTop Extrasというプランです。歯・目・マッサージ系の治療を希望する人にはおすすめです。私が歯列矯正をスタートした頃は、この保険で治療費の85%がカバーされました。「一般的な虫歯治療、差し歯、歯の神経を抜く、コンタクトレンズ、マッサージ、指圧、オスティオパス」などなどの治療費の85%がカバーされて、自分が支払うのはたったの15%!!信じられない思いでした。自分が一年間に払う保険料の何十倍もの額をカバーしてもらえるので、「この保険会社、よく潰れないなぁ・・・」と驚きました。(でも数年後に「当社の保険のカバー率を見直した」というお知らせが来まして・・・カバー率が85%から75%に下がりました。やっぱり料金設定に無理があったんでしょうかね?)歯列矯正の料金は生涯で使える上限が$3000と決まっています。私はこの$3000分を保険でカバーしてもらえたので、すごくお得でした。日本で歯列矯正する場合は全額実費だと聞いたことがありますが、こちらではPrivate insuranceのプランを上手に使うと随分割引になります。(ただしPrivate insuranceにはWaiting periodがあるので、保険に加入してすぐに保険料をカバーしてもらえる訳ではありません。私のプランでは歯列矯正のカバーは、保険加入して1年後から使えるようになりました)
Q4:インビザラインでの歯列矯正について教えて下さい。
私自身はインビザラインをしてないので詳細は分かりません。私は「上の前歯6本が差し歯」の特殊なケースだったので、ワイヤーの方が良いと勧められました。ワイヤーだと、歯の微妙な動きをコントロールしながら歯列矯正を進めていけるからということでした。インビザラインは軽度の歯列矯正には向いてるようですが、私のようなすごい出っ歯の場合はワイヤーの方が良いのだそうです。「矯正器具が目立たない」ということで人気のあるインビザラインは、本当に目立ちません。私の通っているクリニックのスタッフや、知り合いのオージー女性でもインビザラインで矯正中の人達がいますが、本人に言われない限り全然気づかないです。
Q5:歯列矯正はすごく痛いのですか?
一番最初だけは歯が大きく動くので、Q6:歯列矯正の際、抜歯しましたか?またその費用はいくらぐらい?
私はシドニーでの歯列矯正で、上の歯2本、抜歯は、この歯列矯正の過程で何度もお世話になっているシドニーのSpecialist Prosthodontist(差し歯の専門医)のDr. Ken Hooiにやってもらいました。Kenは「Dentistry @ Castlereagh Street」で勤務しています。Kenはフレンドリーで、本当に患者思いの素敵なドクターです。私の大好きなドクターの一人です。私の歯列矯正は差し歯の施術と同時並行で行われたので、歯列矯正医のDr. Baisiが「僕の知り合いでオススメの専門医がいる」と推薦してくれたドクターです。
私の場合、歯を1本抜歯する時にかかった費用は$380です。3本で$1140です。もちろん、これもPrivate insuranceでカバーされます。民間保険のプランによって、カバー率は違うと思いますが、私の加入してるnibのプランは当初85%のカバーが効いたので、実費で支払うのは15%のみでした。(その後、プラン内容が変更になり、現在は75%のカバーです)
Q7:シドニーのProsthodontist(差し歯専門医)で、上の前歯六本分の差し歯の施術をした時の費用はいくら?
最初にもらった見積書は$20,960でした。ただし、これには2種類の施術方法にかかる費用がまとめて掲載されています。「$3600で、より見た目の良いタイプの仕上がり」か、「$800で、まあまあの見た目になる仕上がり」かを、自分の好みで選べるようにとの配慮だったようです。また、私の場合は顎が小さいこともあり、上の歯を2本抜歯しました。差し歯の寿命は一般的に10年と言われています。健康で虫歯の無い歯を2本抜歯するのは嫌だったので、抜歯するのは差し歯6本のうちのどれか2本でやることになりました。なので、今は差し歯は4本だけです。今はまだ歯列矯正中なので、仮の差し歯が入っています。歯列矯正が終われば、最終的な差し歯が入ります。
Prosthodontistへの支払いは、毎回の診療後に、その日にかかった費用の支払いをする仕組みです。なので、最終的な差し歯の料金はまだ支払っていません。よって正確なコストはまだ分かりません。見積書は専門用語が多く結構複雑なのですが、私の見方が間違っていなければ、最終的な差し歯の費用は$12000ー$14800ぐらいになるんじゃないかなと思います。
でも、もちろんQ3で書いた保険のお陰で、費用の75%分をカバーしてもらえるので、実際に私が支払う額は大幅に少なめだと予想されます。
シドニーで、差し歯の具合が悪くて困っているなら:
シドニーのオススメな差し歯専門医「Dr. Ken Hooi」のクリニック詳細
Q8:シドニーで、歯の神経を抜く施術をした時の費用はいくら?
日本で、上の前歯6本を差し歯矯正した時に、一般歯科医によってその歯の根元の神経を抜く施術は済ませてありました。でも、ProsthodontistがX線写真で確認したところ、「根元の処置がどうも怪しい感じ。知り合いの良い神経歯科を紹介するので、オーストラリアのスタンダード通りに処置されてるかどうか、診てもらってきて欲しい」と言われました。(そう、日本だと、一般歯科医が虫歯の治療も、歯列矯正も、神経を抜く施術もしちゃうところだけど、ここオーストラリアはそれぞれの専門家がいて分業制になってる)神経歯科医に診てもらったら、「オーストラリアの基準では、根元の神経の処置はもう少し奥までやらないといけないことになっているので、やっておきますね」とのこと。私の場合は、上の前歯6本分の歯の神経を抜く施術で$6200でした。X線写真の料金も含まれた値段です。ただし、神経歯科医がすごーく良い方で「僕の知り合いのProsthodontistからの紹介だったこともあるし、$2000分はオマケしとくね」と割引してもらえました!!またQ3の保険のお陰で、費用の85%分をカバーしてもらえました。
私のブログを読んだ読者の方の感想:
(1)日本人女性Mさん:「The Ortho Praciticeでの感想ですが・・・とても驚きました。詳しい説明、可能性を伺い、これまで絶対無理とされていた上の歯並び(
- YOKOより: Mさん、感想ありがとうございます!彼女は、私のブログを読んだ後The Ortho Practiceに通い始めた方です。私もThe Ortho Practiceに出会う前に、シドニーの別の歯列矯正医で「差し歯部分の歯列矯正が出来るか」と質問しましたが「絶対無理です」と断られました。なのでお気持ちすごく分かります。差し歯部分の歯列矯正は簡単ではないようだけど、腕の良いお医者さんなら出来るみたいです。
- YOKOより:Fさん、感想ありがとうございます!彼女は、私のYouTubeを観た方です。私も自分がやってみるまで、差し歯にもブラケットを装着して歯列矯正出来るとは知りませんでした。私の場合は、歯列矯正医がオススメする差し歯専門医Dr. Ken Hooiを紹介してもらいました。この歯列矯正医と差し歯専門医のお二人のプロ達がお互いにコミュニケーションを取り、協力しながら施術が進められました。二つのクリニックは徒歩3分ぐらいの至近距離にあったので、二人のお医者さん同士がお互いのクリニックに足を運び、私の歯を覗き込みながら施術方法について話し合ってくれたこともあります。またお二人だけで、ランチミーティングして、私の施術プロセスについて話しあってくれたこともあります。私のように、「前歯六本の差し歯矯正された歯を、ブラケットを着けて歯列矯正する」という経験は、オーストラリアではそう頻繁にあることでは無いと思います。このお二人のお医者さん達が、それぞれの専門分野を生かして、力を合わせてくれたから出来たことなんじゃないかなぁーと思います。このお二人のプロに治療してもらえて本当にラッキーでした。私のように、差し歯の歯列矯正もやる時は、一般的な歯列矯正より時間がかかるようです。でも最新テクノロジーの「Sure Smile」という技術を使って歯列矯正してもらったので、一般的な歯列矯正よりは早めに終わったようです。もちろん差し歯の無い方は、もっと早く終わるようなのでご安心を!
(3)日本人女性Moeさん:「めちゃくちゃ綺麗になってますね!笑顔も素敵です」
- YOKOより:Moeさん、感想ありがとうございます!彼女は、私のYouTubeを観た方です。歯列矯正する前は、いつも出っ歯が気になって思い切り笑えませんでした。日本で差し歯矯正した後も自分の歯の根元部分から矯正した訳じゃなかったので、なんか口元がモッサリして垢抜けない感じだし、歯茎が黒ずんできたりして、やはり大口開けて笑えない日々でした。でも今回シドニーで差し歯の芯部分を金属製のものからグラスファイバー製に取り替えたら、歯茎がピンク色に戻りました。差し歯も全部歯列矯正してもらえたので、歯の根元から動かすことが出来て、口元がスッキリ垢抜けた印象になりました。本当に嬉しくて、毎日大きな口を開けてガハハと笑えるようになりました!
私自身の正直な感想:
はっきり言って、私はここでご紹介してるクリニックからお金はもらっていません。じゃ、なぜこんなに詳細なことまで正直にブログで書いてるか・・・。それは、私自身がシドニーでの歯列矯正ですごくハッピーになれたからです。
子供の頃から歯並びが悪く、ひどい出っ歯、八重歯、噛み合わせの悪い歯並びに随分長い間悩んだからこそ、同じように歯並びが悪くて悩んでる方の気持ちが分かります(もう本当に・・)。シドニーで、腕の良い歯列矯正医と差し歯専門医に出会い、長年の悩みが吹っ飛びました。この感動を、今も歯並びが悪くて悩んでいる方にも味わって欲しいなー、と思いブログで詳細をお伝えしてます。
小学生の頃から、母親に「出っ歯治したい」とお願いしてました。でも、うちの肝っ玉かーちゃんは「歯なんて、物が嚙めればいいの!八重歯で可愛らしいし、そのまんまで十分!」って感じで、聞く耳持たずー!!(号泣)
矯正前は人前で笑う時、 いつも自分の歯が気になっていました。笑う時に手で隠したり、なるべく歯が見えないように気を使いながら笑ったり・・。人前で笑う時は、いつも自意識過剰気味でした。それに、いつも人の歯並びが気になって、人と話す時はその人の口元や歯ばかり見てました。
母の三面鏡で合わせ鏡を作り、自分の横顔のラインを何度も観察してた時期もありました。自分の出っ歯な横顔を見ては、ため息・・・。
ひどい出っ歯で前歯が噛み合わなくて、ハンバーガーを食べると、薄いレタスは前歯で咬みきれません。なので、長いレタス丸ごと全部がビロォーーーンと出てきてしまってました。人前でハンバーガーを食べる時はどれだけドキドキしたか・・・。
歯列矯正にはまるで興味無しの母親には何度お願いしてもダメだったので、「それなら自分で働けるようになったらお金を貯めて歯列矯正しよう!」と決めてました。24歳頃にはまとまったお金が貯まりました。当時はインターネットなど普及していないし、家族・親戚で歯列矯正した人もいません。なので、どこで歯列矯正してもらったら良いのか分からず、とりあえず母親が子供の頃から連れて行ってくれてた一般歯科医に相談しました。
す・る・と・・・
私の歯を診察した一般歯科医からは「10代の頃なら歯列矯正すれば歯も動きますが、あなたの年では、もう歯は動きません!」と断言されました。
「ガーーーーーーーーーーーーーーーン!!!24歳じゃ、もう歯列矯正するには遅かったのかぁあああああ!!!!かーちゃん、恨むよー、もう!!!」と、当時は奈落の底に突き落とされた気分でした。子供の頃から20年以上もお世話になってる歯医者さんが言うんだから、本当に違いないと何の疑いも持ちませんでした。
(あ、でも、今お世話になってるシドニーの矯正医は「歯は何歳になっても動きますよ。ここのクリニックには80代で歯列矯正してる患者さんもいます」と言います。実際、今年2016年で47歳になった私の歯も動いたので本当に歯は動きます!!)
でも、この歯医者さんが言うのです。「ワイヤーを付ける歯列矯正では、もうあなたの歯は動かないけど、別の良い方法がありますよ!ワイヤーの歯列矯正では2年近く銀色の装置を付けるけど、実はこの方法だと2日程通院するだけですぐに歯が真っ直ぐになりますよ!」と。
「エエエエエエーーーーーッ!!まだ私にも救いの手があるのねー!!!」となるじゃないですか?
そして、そのスゴイ方法と言うのが差し歯矯正というものでした。差し歯矯正にしたらこれまでの出っ歯や八重歯の悩みも一気に消えるかと思い、ワラをもつかむ思いでこの一般歯科医に80万円支払いましたよ。
でも、今度は新たな悩みが出現。
差し歯矯正で真っ直ぐな歯になると言われていたけど・・・。なんか想像していたのと全然違う仕上がり・・・。すごくガッカリ・・・。
確かに出っ歯で、斜めに突き出していた前歯は真っ直ぐにはなった・・・。でも、口元が、なんかモッサリして垢抜けない印象。と言うのも、差し歯矯正では、歯の根元から真っ直ぐには出来ないから。差し歯矯正では、自分の歯の根元部分は残したままにします。そこに金属の棒を突き刺して、それに差し歯をつけていくからです。、出っ歯な時と同じで斜め前に突き出た位置に置いたまま、
差し歯にした部分の歯茎がどんどん黒ずんで汚い色に。後で分かったのは、差し歯の内部に使われている金属が原因でした。シドニーの差し歯矯正医Dr. Ken Hooiにそのことを教えてもらい、差し歯内の金属を全部取り出して、無害のグラスファイバーのものに差し替えてもらいました。すると、黒ずんでいた歯茎は、今では綺麗なピンク色に戻りました。
差し歯専門医が、「こういう差し歯の中の金属って、高級な金が使われていることが多いから、シドニーのジュエリーショップで査定してもらうと、結構な額で買い取ってもらえるかもよ」と言われ、査定してもらいました。査定結果は「パラジウム40%、銀30%、その他の成分が30%使われている。金ならもっと高く買取出来ますが、あなたの金属だと買取見積もりは$10です」と言われて驚きました。パラジウムについてググると、危ない記事が沢山出てきて、「こんな危険なものが口の中に20年もあったのかとショックでした。
パラジウムの害についての詳細はコチラで読めます:
http://www.n-dc.com/pro/kinpalla.html
あと、日本の差し歯矯正だと、6本つながった状態の差し歯なので、歯間ブラシやデンタルフロスを使っても綺麗に掃除が出来ない感じが嫌でした。
あとは、初対面の人から「あなた、歯が変じゃない?歯が多くない?一本一本の歯がやけに細長いし・・」とも言われ、傷ついたり・・。
日本の一般歯科医に騙されたような気分にもなりました。自分でよく調べずに、一般歯科医に言われるまま鵜呑みにした、おバカな自分にも腹が立ちました。でも、いくら怒っても恨んでも、一旦削ってしまった健康な自分の歯は戻りません。もう自分の一生は台無しだと思いました。
でも、今、こうしてシドニーで「本物の」歯列矯正をやってもらい、ワイヤーや矯正装置が付いてることを恥ずかしいと思うことは全然無かったです。ここオーストラリアでは歯列矯正は当たり前です。誰もびっくりするような目でジロジロと見ることも無いし、本当に自然です。
自分が歯列矯正してると、周りの人から「私も子供の頃、歯並びがひどくて歯列矯正したのよー。あの時は嫌だったけど、今では両親に感謝してるわー」と告白されたりします。そういう人達の歯は当然ながら、まっすぐで綺麗なので「えー!!そうだったのー!!?歯並び綺麗なのは、そのせいなのねー!」と驚かされます。
それにしても、人前で自分の歯の事を気にせず、思いっきり笑えるって事がこんなに 素晴らしい事なんだとは知りませんでした。もうこればかりは、やってみるまで分からない感覚だと思うけど。私は後悔は全くないです。人生80年としても、この先の長い人生を「あの時にやっておけば良かった」と後悔しながら生きるぐらいなら、「あの時やっておいて、本当に良かった」と思って生きたいから・・。
私は差し歯もあったので、人よりも歯列矯正に時間がかかり、2年間程必要だったけど、全然苦にならないです。素晴らしい歯列矯正クリニックのスタッフや先生に会うのは、毎回楽しみだし、行く度にみんなが笑顔で迎えてくれるから気持ちが良いです。
子供の頃から歯並びが悪く、ひどい出っ歯、八重歯、噛み合わせの悪い歯並びに随分長い間悩んだからこそ、同じように歯並びが悪くて悩んでる方の気持ちが分かります(もう本当に・・)。シドニーで、腕の良い歯列矯正医と差し歯専門医に出会い、長年の悩みが吹っ飛びました。この感動を、今も歯並びが悪くて悩んでいる方にも味わって欲しいなー、と思いブログで詳細をお伝えしてます。
小学生の頃から、母親に「出っ歯治したい」とお願いしてました。でも、うちの肝っ玉かーちゃんは「歯なんて、物が嚙めればいいの!八重歯で可愛らしいし、そのまんまで十分!」って感じで、聞く耳持たずー!!(号泣)
矯正前は人前で笑う時、
母の三面鏡で合わせ鏡を作り、自分の横顔のラインを何度も観察してた時期もありました。自分の出っ歯な横顔を見ては、ため息・・・。
ひどい出っ歯で前歯が噛み合わなくて、ハンバーガーを食べると、薄いレタスは前歯で咬みきれません。なので、長いレタス丸ごと全部がビロォーーーンと出てきてしまってました。人前でハンバーガーを食べる時はどれだけドキドキしたか・・・。
歯列矯正にはまるで興味無しの母親には何度お願いしてもダメだったので、「それなら自分で働けるようになったらお金を貯めて歯列矯正しよう!」と決めてました。24歳頃にはまとまったお金が貯まりました。当時はインターネットなど普及していないし、家族・親戚で歯列矯正した人もいません。なので、どこで歯列矯正してもらったら良いのか分からず、とりあえず母親が子供の頃から連れて行ってくれてた一般歯科医に相談しました。
す・る・と・・・
私の歯を診察した一般歯科医からは「10代の頃なら歯列矯正すれば歯も動きますが、あなたの年では、もう歯は動きません!」と断言されました。
「ガーーーーーーーーーーーーーーーン!!!24歳じゃ、もう歯列矯正するには遅かったのかぁあああああ!!!!かーちゃん、恨むよー、もう!!!」と、当時は奈落の底に突き落とされた気分でした。子供の頃から20年以上もお世話になってる歯医者さんが言うんだから、本当に違いないと何の疑いも持ちませんでした。
(あ、でも、今お世話になってるシドニーの矯正医は「歯は何歳になっても動きますよ。ここのクリニックには80代で歯列矯正してる患者さんもいます」と言います。実際、今年2016年で47歳になった私の歯も動いたので本当に歯は動きます!!)
でも、この歯医者さんが言うのです。「ワイヤーを付ける歯列矯正では、もうあなたの歯は動かないけど、別の良い方法がありますよ!ワイヤーの歯列矯正では2年近く銀色の装置を付けるけど、実はこの方法だと2日程通院するだけですぐに歯が真っ直ぐになりますよ!」と。
「エエエエエエーーーーーッ!!まだ私にも救いの手があるのねー!!!」となるじゃないですか?
そして、そのスゴイ方法と言うのが差し歯矯正というものでした。差し歯矯正にしたらこれまでの出っ歯や八重歯の悩みも一気に消えるかと思い、ワラをもつかむ思いでこの一般歯科医に80万円支払いましたよ。
でも、今度は新たな悩みが出現。
差し歯矯正で真っ直ぐな歯になると言われていたけど・・・。なんか想像していたのと全然違う仕上がり・・・。すごくガッカリ・・・。
確かに出っ歯で、斜めに突き出していた前歯は真っ直ぐにはなった・・・。でも、口元が、なんかモッサリして垢抜けない印象。と言うのも、差し歯矯正では、歯の根元から真っ直ぐには出来ないから。差し歯矯正では、自分の歯の根元部分は残したままにします。そこに金属の棒を突き刺して、それに差し歯をつけていくからです。、出っ歯な時と同じで斜め前に突き出た位置に置いたまま、
差し歯にした部分の歯茎がどんどん黒ずんで汚い色に。後で分かったのは、差し歯の内部に使われている金属が原因でした。シドニーの差し歯矯正医Dr. Ken Hooiにそのことを教えてもらい、差し歯内の金属を全部取り出して、無害のグラスファイバーのものに差し替えてもらいました。すると、黒ずんでいた歯茎は、今では綺麗なピンク色に戻りました。
差し歯専門医が、「こういう差し歯の中の金属って、高級な金が使われていることが多いから、シドニーのジュエリーショップで査定してもらうと、結構な額で買い取ってもらえるかもよ」と言われ、査定してもらいました。査定結果は「パラジウム40%、銀30%、その他の成分が30%使われている。金ならもっと高く買取出来ますが、あなたの金属だと買取見積もりは$10です」と言われて驚きました。パラジウムについてググると、危ない記事が沢山出てきて、「こんな危険なものが口の中に20年もあったのかとショックでした。
パラジウムの害についての詳細はコチラで読めます:
http://www.n-dc.com/pro/kinpalla.html
あと、日本の差し歯矯正だと、6本つながった状態の差し歯なので、歯間ブラシやデンタルフロスを使っても綺麗に掃除が出来ない感じが嫌でした。
あとは、初対面の人から「あなた、歯が変じゃない?歯が多くない?一本一本の歯がやけに細長いし・・」とも言われ、傷ついたり・・。
日本の一般歯科医に騙されたような気分にもなりました。自分でよく調べずに、一般歯科医に言われるまま鵜呑みにした、おバカな自分にも腹が立ちました。でも、いくら怒っても恨んでも、一旦削ってしまった健康な自分の歯は戻りません。もう自分の一生は台無しだと思いました。
でも、今、こうしてシドニーで「本物の」歯列矯正をやってもらい、ワイヤーや矯正装置が付いてることを恥ずかしいと思うことは全然無かったです。ここオーストラリアでは歯列矯正は当たり前です。誰もびっくりするような目でジロジロと見ることも無いし、本当に自然です。
自分が歯列矯正してると、周りの人から「私も子供の頃、歯並びがひどくて歯列矯正したのよー。あの時は嫌だったけど、今では両親に感謝してるわー」と告白されたりします。そういう人達の歯は当然ながら、まっすぐで綺麗なので「えー!!そうだったのー!!?歯並び綺麗なのは、そのせいなのねー!」と驚かされます。
それにしても、人前で自分の歯の事を気にせず、思いっきり笑えるって事がこんなに
私は差し歯もあったので、人よりも歯列矯正に時間がかかり、2年間程必要だったけど、全然苦にならないです。素晴らしい歯列矯正クリニックのスタッフや先生に会うのは、毎回楽しみだし、行く度にみんなが笑顔で迎えてくれるから気持ちが良いです。
シドニーで素晴らしい歯列矯正医と、差し歯専門医に出会いました。差し歯の芯を取り替えてもらった後で、長年黒ずんでいた歯茎が綺麗で健康的なピンク色に戻ったことは想定外でしたが、本当に嬉しかったです。歯列矯正が始まると、歯は、あっと言う間にどんどん真っすぐになっていきました。シドニー在住の方で、もし歯並びや差し歯のことで悩んでいるなら、まずは勇気を出してこの専門医に相談してみることをお勧めします!
私の歯列矯正をYouTubeで見る
|