Dec 19, 2012

シドニーで歯列矯正:Dr. Hooiによる仮の差し歯、完成

新しいブログに引っ越しました。新ブログの方が見やすいです♪
http://yokokawabata.com/2012/12/19/post-0-102/

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(⬇︎ここから下は、昔書いた記事です。上のリンクから新ブログへどうぞ〜!)


⬆こちらは2012年10月30日。日本の一般歯科医による差し歯⬆

⬆こちらは2012年12月19日。シドニーのDr. Hooiによる仮の差し歯⬆

⬆2012年12月19日。もう少し普通にしてみたとこ⬆
とりあえず、前歯6本の差し歯の下にある、自分の歯の虫歯を何とかしなくちゃいけない。差し歯の下の状態を見る為には、差し歯を一旦外さなくてはいけない。

20年間使ってきたこの差し歯を外すのは簡単な事ではなく、ドリル等を使って差し歯を壊しながら外した。もちろん、この差し歯は再利用出来ない。だから新しく差し歯を作る必要がある。

私の場合、この後歯列矯正をする事になっている。だから前歯6本がくっついた差し歯では矯正が出来ない。なので新しい差し歯はつながった状態の物ではなく、一本一本が独立した形になる予定。

「予定」と書いたのは、今すぐにはその新しい差し歯に出来ないから。。。

差し歯にする前に、その前歯6本は神経を抜いてある。でも日本の一般歯科医にやってもらった神経の抜き方では、オーストラリアの規格に通らないとの事。オーストラリアではもっと奥深くまで神経を抜くのが普通で、将来ばい菌などが入って膿んだりしないように綺麗にしてから歯列矯正した方がいいと言われた。

日本の一般歯科医は神経を抜く作業を目視でやっていた。こちらオーストラリアでは違う。神経を抜く作業はそれだけを専門にやってる神経医が拡大鏡を見ながら、かなり丁寧にやってくれる。Dr. Hooiが勧める神経医のDr. Marcus Yanとのアポを取ったが、なかなか忙しい医師らしく予約は1−2ヶ月待ち。その間、差し歯無しでいる訳にはいかないので、仮の差し歯をはめる事になった。

日本の一般歯科医が作った差し歯は、歯の中や後ろに黒っぽい金属が使われていた。「歯肉の薄い私の場合、これが透けて見えるから歯茎が黒ずんで見えるのでは?」とDr. Hooiは初めてのコンサルテーションで言っていた。(本やネットの情報で、差し歯の内部に使われるシルバーの合成金属にアレルギーを起こして、歯肉が黒くなるケースがあるとも読んだ)。そして今回の仮の差し歯では一切金属が使われていない。すると仮の差し歯にしてしばらくすると歯肉の色がピンク色に回復してきた。すごくうれしい。。。

Nov 27, 2012

シドニーで歯列矯正:Dentistry@Castlereagh stで、Dr. Hooiとの初コンサルタント

⬆日本の一般歯科医により、上の歯は前歯6本が差し歯となった⬆

⬆下の歯も生えるスペースが足りなくて、前歯が込み合っている⬆

⬆上の前歯の歯茎が黒ずんでいる⬆


今日はProsthodontist(差し歯/ブリッジの専門医)のDr. Ken Hooiに初めて診てもらった。彼はブリッジ、インプラント治療などが専門。先日からお世話になっている矯正歯科医Dr. Baisiの一押しドクター。

Dr. Baisiと雰囲気が何となく似ている。二人とも気さくで笑顔が絶えない。私の数々の細かい質問にも嫌な顔せず、私にも分かる言葉に噛み砕いて答えてくれる。私が納得するまで説明してくれ、とっても良いドクターだった。(あ、それと二人とも丸坊主!笑)

まず診療室でお互いに挨拶をした。そのすぐ後、「ちょっと診療室から出て、大きな鏡で歯を見ながら話をしましょう」と言われ、上半身が写る大きな鏡の前に連れて行かれた。

「じゃあ鏡の前で笑顔を作り、今のブリッジの不満に思っているところ、色々正直に話して。僕の前では遠慮せずに何でも言いたいこと話してね。誰も聞いていないから安心して。」

今のブリッジの嫌なところはいくつかある。遠慮なく洗いざらい話させてもらった。

【不満①】ブリッジの根元部分の歯茎が黒ずんでいる。これは24歳の時に日本の一般歯科医でブリッジにしてすぐに黒ずんだ。ブリッジにする前は出っ歯と八重歯こそひどかったけど、この前歯部分は虫歯もなく、歯茎も綺麗なピンク色だった。歯茎の色を以前のように綺麗なピンクに改善したくて、このブリッジを作った日本の歯医者さんに「なぜブリッジにした所だけ、歯茎が黒くなるんですか?」と質問した事があった。その度に怒ったような表情になった歯医者さんが「君の歯の磨き方が悪いからだよ!ちゃんとフロスして、丁寧に磨かないから黒くなるんだ」と何度も繰り返すばかり。「そうか自分の磨き方が悪いのか。。。」と反省し、より丁寧に磨くもののいっこうに歯茎の色は改善しなかった。

その事をDr. Hooiに伝えると首を振り、「やれやれ、そんなひどい説明されたのか。。。」と同情された。「歯茎が黒くなるのはおそらくあなたの歯茎が薄いから、ブリッジに使用されている黒い金属が透けて見えるんでしょう。もしくはブリッジの金属の影響で歯が黒く変色してるか。おそらくブリッジをセラミック製などに取り替えれば改善しますよ。」との事。

【不満②】歯が多いと人から言われる。日本の歯科医はブリッジを作る際に、上下の歯を抜歯しなかった。私の顎は小さめで、歯が生える十分なスペースがない為に、上の歯は出っ歯や八重歯になり、下の歯はガタガタになってしまったのだ。抜歯してスペースを確保する事も無く、まっすぐな差し歯6本を入れる為には前歯6本分の差し歯の一本一本をを縦に細長く作るしか方法が無かったのだろう。。。結果的には至近距離から見ると歯が沢山あるように見える原因になった。

【不満③】上の歯と下の歯の中心線がずれている。上の歯が下の歯の中心に合うように顎をずらそうとすると、前歯の上下の歯が当たってしまう箇所があり、うまく中心位置で合わせられない。なので絶えず上の歯が少しだけ左寄りにずれた位置で、噛み合わせる形になる。

【不満④】上の歯のアーチが少しだけ、下の歯のアーチより大きい。その為、前歯部分に隙間が出来てる。この隙間のせいで、ハンバーガーなどを前歯で噛もうとすると、レタスなどの薄い食材を前歯で噛み切る事が出来ない。噛み切れないレタスがベローンと全部ハンバーガーから出てきてバーガーから垂れ下がり、何とも情けない食べっぷり。

【不満⑤】前歯6本のブリッジが全部つながっているので掃除しにくい。1本づつ独立した形に出来ないか?ドクターは「もちろん、そのつもりです。あなたも言うように全部くっつけると掃除がしにくいから勧められない」と言う。

ドクターは、「24歳でこのブリッジにしてから43歳になるまでの約19年間、よく我慢しましたね。。。僕だったらとっくに怒って別の物に取り替えてますよ!」と言った。

今後の治療プランは、「Dr. Baisiとも話したけど、歯列矯正する前に上下の歯を合計4本抜歯して、歯がまっすぐに生える事が出来るスペースを作る。抜歯する際にはブリッジの中でも一番弱い歯を見つけて、その歯を2本抜くようにするから。丈夫な歯はなるべく残しておきたいから。その後、仮の差し歯を4本つけるので、それでDr. Baisiが歯列矯正する。仮の差し歯とは言え、歯茎の黒ずみも改善するだろうし、今よりも見た目がずっと良くなるから安心して!仮の差し歯の期間中に前歯の大きさをどうしたいか色々試行錯誤出来る。今より少し大きめにした方が歯が多く見えなくなるのでいいと思うんだ。歯列矯正が終わったらまた僕のクリニックに戻ってきて、今度はオールセラミックの本当の差し歯にするよ」と言われた。

レントゲン写真は、矯正歯科医のDr. Baisiや、Nib dental careのDr. Ivyが撮影したものを借りるから今日は不要との事。(ありがたい!)

その後、歯の撮影。金属器具を口にはめて、歯が丸出しになるように固定。一眼レフのごっついカメラが登場。そして歯の正面写真、横からの写真を沢山撮影。Dr. Baisiも同じように撮影してたんだよね。患者さんの治療前と治療後の記録を残すのはとても大事な事だと思う。ドクターの記録保存用の為だけでなく、患者さん本人にもその治療前後の違いが分かりやすいから。

その後、歯の型取り。チューインガムみたいなピンクのを上下の歯に押し当てて、型を取った。

今日は、患者に親身になってくれるドクターに出会えて本当に嬉しかった!

今日の出費は$339。そのうちの$114は、民間保険Nibの窓口で戻って来たので、実際支払ったのは$225。決して安い金額じゃないけど、これから100万円前後の歯列矯正費がかかると覚悟してるので金銭感覚が麻痺してきたのか「あ、その程度で済んだか」とちょっとホッとした自分にびっくり。

Nov 14, 2012

シドニーで歯列矯正:矯正歯科医Dr.Baisiとの初アポイントメント

今日は、この矯正歯科『The Ortho Practice』での2回目のアポイントメント。前回はインビザラインコンサルタントのKateさんとのアポイントメント。今回は矯正歯科医のDr. Baisiとのアポイントメントでした。

待合室で自分の番を待ってる間、診察室からはDr. Baisiの「ガハハハハ」という大きな笑い声が聞こえてくる。歯医者でこんな大きな笑い声が聞こえてくるのには少しビックリだけど、笑う門には福来ると言うしこんな明るい歯医者なら良いかも。。。と思う。

初めて会うドクターは、とても和やかな笑顔で迎えてくれました。しかめっ面ばかりしてる人には眉間に険しい皺があったりするけど、このドクターは普段からよく笑っているのかと思わせる柔和な笑顔でした。

私が案内された席のパソコン画面には、前回のアポの時デジタルカメラ撮影した正面写真と横向きの写真、それとX線撮影した正面写真と横向き写真が写されていた。今回はその写真を踏まえた上で、実際に口内を見て確認するとの事。

口内を見た後、「君のケースは簡単ではない。一度に何もかもすぐに直せるという訳ではないけど、少しづつ様子をみながらやって行く事になるだろう。とりあえずは大掛かりな治療は新年開けてからスタートした方がよいでしょう?クリスマスの真っ最中に歯を抜いたり、ブレスをつけたりするの嫌でしょう?」と気遣ってくれた。

前回のKateとのアポが終わった後、メールで彼女に『私の前歯の歯茎が後退してるのは、差し歯に使われている金属のせいですか?』と質問した私。彼女はドクターにその事を質問してくれて、『差し歯の金属とは関係がない』という回答をくれた。

今回のドクターとのアポでも、ドクターがその事を覚えていてくれてた。(今日は私からは質問してない)そして『差し歯の金属と、前歯の歯茎の後退は直接的な関係はないよ』と教えてくれた。毎日忙しいドクターなのに、こんな細かい事まで覚えてくれてたんだとちょっと感激。この先生、好きかも!信用出来そう!

Nov 9, 2012

シドニーで歯列矯正:Nib歯科の最悪な矯正歯科医S氏

今日はNib歯科で2PMから矯正歯科医との予約。そして2:20PMからはブリッジ/差し歯の専門医アイビーとの予約。そう、二つ掛け持ちの予約。

Nib歯科には2PMに間に合うように到着したが、矯正歯科医の前の人の治療に時間がかかってるのかいつまでたっても名前を呼ばれない。2:10PMまで我慢して待ったが、もう限界!受付に「どうなってるの?2:20PMから別の予約あるし、困るんですけど」とクレーム。

受付嬢が矯正歯科医のオフィスを覗きに行くと、「もう少しで終わる」と言う。やがて金髪の長い髪の美人高校生2人がケラケラと笑いながら診療室から出て来た。この高校生とのおしゃべりで、治療が長引いていたのか。。。。

結局15分遅れで診療室に入る。もうあと5分しかないじゃん!と思う私。

矯正歯科医S氏は「いやー、ごめん、ごめーん。前の患者が長引いちゃってぇー」と言う。そして「さーて、What can I do for ya today?」と言う。

「え?ブリッジ専門医から何も聞いてないんですか?」とビックリして聞く私。だってブリッジ専門医のアイビー先生にはお願いしてたのだ。私自分一人で、今後の2人の医師による合同治療に関する説明は出来る自信がないから、矯正歯科医への説明はお願い出来ますか?」と。

矯正歯科医は私の質問に一瞬たじろいだ。そして助手が「あ、先生、こんなメールがアイビー先生から来てますよ」と伝える。矯正歯科医は慌てて、そのメールを読んでる。

あと5分しか予約時間ないのに、今頃まだメールも読んでなかったのね。引き継ぎ全然出来てないじゃん。。。。がっかり。

しかも口の中を5秒も診ないうちに、「アイビー先生呼んで!話し合うから」と。

そしてアイビー先生が到着すると「彼女の場合、歯列矯正は無理!差し歯もあるし、出来ないね」と、あっさりバッサリ切り捨てられた。そして歯科医の専門用語バリバリで色々と説明されたけど、私、全然意味分からず。チンプンカンプン。

そしてこんな5秒の手抜きのコンサルテーションなのに、$95も請求された!全然良心的じゃない。

その後アイビー先生のオフィスで「さっきのS先生の話してた意味、分かった?専門用語多かったけど。。。」と聞かれたので、「全然何の事か分からなかった」と告白。するとアイビー先生は「やっぱりね。そうだと思ったので、今から分かりやすく説明するわね」と。

アイビー先生は30分ぐらいかけて分かりやすく噛み砕いて説明してくれた。これで私も理解出来た。しかもアイビー先生は一切治療費を請求しなかった!!!!!アイビー先生は信頼出来る。でもS矯正歯科医は私、全然信頼出来ない。彼に私の歯なんていじって欲しくないと心から思った。

Oct 30, 2012

シドニーで歯列矯正:The Ortho PracticeでKateとのコンサルテーション

セカンドオピニオンを聞く為に、別の歯列矯正医を探し始めました。。。


日本の歯科医が作った上の歯の差し歯6本。差し歯の裏は金属。

差し歯の裏の金属により歯肉が後退して、差し歯と歯肉の間に隙間が出来た






下の歯は前歯が真っすぐに生えるスペースが無く、混み合ってる。

正面から見たところ。
Nib歯科のアイビー先生はとても感じが良かった。「出来る限りの事をしましょう!」と言ってくれ、とても親身になってくれたし。だから「この先生なら信頼していいのかも。。。」と思ったけど、旦那から「こういう大掛かりな治療では、別の医師にも診てもらってセカンドオピニオンをもらった方が良い。」と説得される。

Oct 5, 2012

シドニーで歯列矯正:Nib歯科で、Prosthodontist (ブリッジ&差し歯の専門医)に会う

約1ヶ月待ってやっと診てもらえました、アイビー医師に。小柄で優しい笑みの台湾女性。

まずはジョアーンヌ歯科医から言われた事を説明。差し歯付近のアップのX線撮影を行う事になりました。その写真を見ながらアイビー医師は「そうねー、虫歯ねこれは。一旦前歯6本のブリッジを外してからでないと、その下の虫歯がどれだけ進んでるかは診断出来ないけど。X線撮影だと2D画像しか見れないから、前方はそんなに虫歯が進んでいないように見えても、いざブリッジを外して見ると、向かい側はひどく虫歯が進んでいたというケースもあるからね。。。」

ふえーん(涙)。思ったより大掛かりな治療になりそう。。。でもどうせ前歯6本の差し歯を丸ごとはずすのなら、歯列矯正も出来ないかしらと思った私。

。。。と言うのも、私は昔ひどい出っ歯と八重歯で悩んでました。子供の頃からコンプレックスで、歯列矯正したいなとずっと思っていた。母親に相談すると、「ちゃんと物噛めるんやし、何もせんでいい!八重歯で可愛いが!」と一蹴。

25歳ぐらいだったかな、就職して少し貯金も出来たし、自分のお金で歯列矯正する事を決心しました。当時はパソコンなど普及してなく、「インターネットでどこの歯医者が良いか検索」って訳にもいかない。歯列矯正についてちゃんとした知識がある訳でもなく、また、身の回りの親戚や友達でも歯列矯正やってる人もいなかった。どこでやってもらったらいいか分からないので、とりあえず実家福井で、子供の頃からお世話になっていた歯医者さん足を運んだ。

歯医者さんに「歯列矯正したいんだけど」と相談すると、「歯列矯正はもっと若い時なら出来たけど、あなたの年では遅過ぎる。歯はもう動かない。でも前歯6本を差し歯にして、まっすぐに見せる事は出来る」と言われました。

この話を、今シドニーでお世話になっている歯科矯正医や差し歯の専門医にすると「いや、歯はいくつになっても動かせるよ。そしていくら良い差し歯を使っても、自分の歯にはかなわない。差し歯だと10−20年置きに新しい物と取り替えなくてはいけないからね。ただし、20年前ぐらいに君が日本の歯医者に診てもらった時には、まだそういう認識は無かったのかも知れないけど。。。」と言う。

当時、歯列矯正が出来ない事はショックだったけど、ずっと悩んでいた歯並びがまっすぐになるならと、「差し歯案」に飛びつきました。当時はインターネットも普及してなかったし、正直言って歯列矯正について何の知識もなく飛びついてしまった訳です。

でも後々インターネットが普及してから自分なりにリサーチしたら、歯列矯正は何歳になっても出来ると知りました。知っていたら差し歯になどせず、自分の健康な歯を残していたのにーと後悔したけど、いくら後悔してももう自分の歯は戻ってこない。。。

差し歯にするって事は、その下の神経を抜くと言う事。実際には「神経」を「引っ張って抜く」訳ではないんだけど。歯の中には、神経や血管が通っていて酸素を運んでいるらしい。「神経を抜く」際には、細長い針みたいな物を、その神経や血管が通っている管に差し込んで、その通り道を潰すみたいな感じ?通り道を開けた後は、セメントで埋めて蓋するみたいな感じ?とりあえず神経を抜いてしまうと、虫歯になっても痛みを感じる神経がないので無痛になります。

そして虫歯一つなかった私の健康そのものの前歯6本は差し歯になりました。治療が完成した日、私は「やったー!歯が真っすぐになって嬉しい!」と喜んだかというと、実はその逆。その仕上がりにとてもガッカリしました。確かに正面から見ると、目立っていた八重歯や出っ歯の問題は解消されたかに見えたけど。。。。でも、何か思っていたイメージと違う。。。横顔がもっとスッキリすると思っていたのに、そうでもない。口を閉じて、横顔を鏡で見ると、出っ歯の頃とあまり変わらない。。。

私は昔から超小顔でした。あごも小さめ。その為、歯が生えるスペースが不足していたんですね。歯が真っすぐに生えるスペースがないとこに、無理矢理生えてきちゃったから、下の歯はガタガタ。上の歯も八重歯と出っ歯になった訳。

差し歯にしてからは、前から見ると6本の差し歯自体はまっすぐに生えているように見えます。八重歯は無くなったかのようにも見えます。でも全体的に歯が前に出てる感じに見えるんですね。

要するに出っ歯だった前歯部分は、前歯の付け根部分からしてすでに正常な位置に無いのです。歯が正常な位置に生えるスペースが無いから、ギュギュッと全体的に突き出されているのです。

歯列矯正をすると、出っ歯の根っこ部分から動かすので全体的に歯が後ろに引っ込むんですね。でも差し歯だと、根っこ部分は同じ場所にあるままなので、歯が後ろに後退はしない。なんて言うのかな。。。歯全体が前方に突き出してるように見えると言うか、笑うと歯がいっぱいあるように見えるのです。初対面の人から「なんか歯の数、多くない?」なんて言われる事もあり、ショックでした。

あと前歯6本が全部つながったブリッジになってしまった為、歯磨きやフロスがとてもやりにくい歯並びになってしまいました。

そしてもう一つ。差し歯にしてから、歯肉が黒ずんできて、後退してきてしまいました。これはショック。。。その事を、この差し歯の歯科医に相談したところ、「歯磨きの仕方が悪いからだ!フロスもちゃんとやらなきゃ駄目だ!ばい菌だらけだから歯茎が黒くなるんだ!」と怒られました。その日以来、以前より熱心にフロス頑張ったけど、歯茎の色は黒いまま。。。歯医者に定期検診で行く度に、同じ事を相談するんだけど、毎回歯磨きの仕方が悪いと言われるばかり。。。(でもねー、差し歯以外の、自分の歯が生えてるところはフロスしなくても黒ずんでないしピンク色のまんまなんですよね。。。)

インターネットが普及した今、差し歯の金属に反応して歯肉の黒ずみや後退が起こるのだと知りました。日本の歯科医は、差し歯にする時そんな事は教えてくれなかったんだよね。。。その上、「歯肉の黒ずみや後退は、私の歯磨きの仕方が悪いせいだ」と逆に責められたんだもんなぁ。。。

差し歯はつけた直後だけでなく、その後死ぬまでつき合っていかなければいけないものなんだよね。だから、健康な歯を差し歯にする前には、「歯列矯正のブレスを長年つけなくても、歯が真っすぐになる」というメリットばかりを強調するのでなく、デメリットも事前に説明して欲しかったなぁ。そしてデメリットの部分を知っていたら差し歯にはしなかったのになぁ。。。

でも一番ショックだったのは、一般歯科医と矯正歯科医は別物だとインターネットで知った事でした。矯正歯科医は、いわば歯列矯正の専門医。歯列矯正専門のトレーニングを数年経験して、矯正歯科医になれるのです。現在の法律では一般歯科医でも歯列矯正をしても良い事になっているらしいのです。

でも歯列矯正を専門でやってる矯正歯科医の方が知識も経験も上なんですね。私が子供の頃から診てもらっていたのは一般歯科医。矯正歯科医では無かったのです。

その為、大人の歯列矯正は得意分野ではなかったのかもしれません。だから差し歯での治療を勧めたんじゃないかと思うんです。差し歯の治療も、歯列矯正も高額な治療です。どちらも60−80万円はかかるんじゃないかな?私の前歯6本の差し歯も80万円ぐらいかかったんじゃないかな?歯医者とて人間。目の前に「80万円」が転がっているのに、みすみすその患者を逃がす訳にはいかなかったのかな。。。悔しいけど、もう差し歯になってしまったものはしょうがない。どんなに悔やんでも怒っても、もう元の自分の歯は戻らない。

さてアイビー医師に「どうせブリッジを全部外さなくてはいけないなら、歯列矯正もする事は出来ませんか?歯並びを良くしたいんです」と訴えた。アイビー医師はブリッジ/差し歯の専門医であって歯列矯正の専門医ではないので、次回のアポイントメントはアイビー医師と、矯正歯科医の二人に立ち会ってもらい、今後の可能性について話し合う事になりました。

なので次回は、同じNib歯科内で勤務するS氏という矯正歯科医にも診てもらう事に。

この日のX線撮影やコンサルテーションは、Oral examinationの一種と言う事で「General dental」と見なされました。Nib歯科でまず$220を支払いました。保険の対象内なので、その後Nib民間保険会社の窓口で、65%分に当たる$143は戻ってきました。なので実際に自分で払ったのは$73。

次回の予約日は、アイビー医師とS医師が同じ日に勤務してる日でないと駄目という事に。でもアイビー医師がN歯科で勤務してるのは週2日間(水曜日と金曜日)だけ。S医師も週2日間(金曜日と土曜日)だけ。なので二人が同時に働いている日を予約出来たのは11月9日(金曜日)。一ヶ月後です。

Sep 7, 2012

シドニーで歯列矯正:Nib歯科で虫歯を指摘される

今の時点で、これから歯列矯正が本当に出来るかどうかはまだ分からないけど、自分の為の覚え書きの為と、私と同じような悩みを抱えてる人のお役に立てればと思い、記録を綴って行く事にします。

2012年9月7日(金)にシドニーのNibという歯科に足を運びました。Nibというのは、私の加入しているオーストラリアの民間保険会社です。そこが経営してる歯科クリニックと眼科クリニックだと、色々と料金的にお得なんですね。歯のクリーニングは全額保険でカバーされるので、実費は全く払わなくてもいいのです。

Nib歯科では韓国人女性歯科医のジョアーンヌ先生に診てもらっています。せっかく保険料払ってるので、1年に数回は虫歯が無くても歯の定期検診も兼ねて、クリーニングをしてもらってます。そして今日もいつも通り「歯石を取ってもらい、虫歯予防の為にフッ素を歯に塗ってもらって終わり」。。。かと思ってたら思わぬ診断が。。。

「前歯の差し歯だけど、一度、専門医に見てもらった方がいいわね。。。差し歯と歯肉の間に隙間が出来てる部分がある。この隙間から食べ物のカスが入り込むと歯ブラシでも取れないから、差し歯の下にある歯が虫歯になってるんじゃないかしら?台湾人女性のProsthodontist (ブリッジや差し歯の専門医)アイビー医師を紹介するから一度診てもらって。」

アイビー医師はこの歯科で週2日程しか勤務しない事になってる為、すでに予約で埋まっている。一番早い予約でも10月5日(金)と言われる。(ひゃー、約1ヶ月後!随分先!)でも特に歯の痛みがある訳でもないし、1ヶ月先でもいいかと予約入れました。

この日の料金はクリーニングとチェックアップで$142.60。でも保険で全額カバーされるので、支払った金額は0。



Aug 23, 2012

主人とメルボルン旅行

主人とメルボルンに旅行した時の写真です。蒸気機関車に乗ってきました。詳細はここで読めます。http://4travel.jp/traveler/yokodance/






Jul 26, 2012

プロモーション用の写真





Acting agentに登録したので、プロモーション用の写真を撮りました。メークとヘアーはやってもらえるのかと思ったら、自分でやるように言われちょっと困りました。

実は普段あまり凝った化粧をしないので・・・。撮影用のメークアップ用品はおろか、アイライナー、つけまつ毛、アイシャドー、ファンデーションも何も無い。

普段は、日焼け止めクリーム塗った後におしろい粉をはたくだけ。で、眉毛描いて、チーク塗って、口紅塗って終わり。5分もかからない。

この日も、結局普段通りのまんまで撮影しちゃった・・・。

寝不足と、緊張による顔のこわばりでシワが目立つのが残念・・・。今年で43歳だし年相応かしら・・・・。



映画のオーディション



最近、シドニーでActing agencyに登録しました。Agencyの担当が、「ある長編ハリウッド映画のオーディションで日本人アクターを募集してる」というので、Fox Studio Australiaに行ってきました。(映画名は極秘なので、ここで公表出来ませんが・・・)

オーディションに来る際の服装は「30歳以下:東京スタイルストリートウエア。30歳以上:スーツもしくはフォーマル・プロフェッショナルドレス。50歳以上:スマートカジュアル」との事。30歳以上のカテゴリーに属する私はスーツで。

アパートを出たところで、主人にパチリ撮ってもらいました。

寒いのでブラウンの毛糸のジャケットを羽織ってますが、黒のスーツジャケット、黒のワンピース、黒のストッキング、黄色のシフォンスカーフを着てます。

主人に「お前が東京で通訳の仕事をしてた時、まさにこんな感じだったよなぁ。可愛かったよ」と言われちゃった・・・(照笑)!!

そして「オーディションの後、関係者に『これから忙しいの?お茶か夕ご飯でも一緒にどう?』って言われたら、『じゃ旦那も連れてきていい?』と言うんだぞ」と、念を押された・・・・。


Jul 4, 2012

布製、巻きペンケース

万年筆2本届きました!

中屋万年筆(金魚・Music nib)
中屋万年筆(赤溜・太字ニブ)
赤溜は漆塗りの仕上げ。ほんのり赤くて可愛い
ペンケースのボタン
巻いて閉じたところ(ボタンは上記の物に変えました)







 私、万年筆が好きでして・・・・。万年筆を入れる為の巻きペンケースを作りました。

隙間風対策(窓のカーテン)

横から見たところ 

下から見上げたところ

カーテン上部(IKEAのカーテン金具使ってます)
今のアパートに引越してきてから色んな場所を掃除して綺麗にしたり、使いやすいように工夫したりしてきてますが、もう一つ大仕事が・・・・寝室のカーテンです。以前から『早くなんとかしなくちゃ・・・』と思いつつ、寝室の窓は大きいのでカーテンを作るのも大仕事。

カーテンは2重になってます。一般的な無地の白いカーテン生地に、白くて薄いアミアミのカーテン生地(ウエディングドレスに使われてそうな素材)を重ねています。どちらも無地の安い生地だったけど、二つ重ねると随分上品で高級そうな見た目に変身!意外な発見でした。

カーテン上部は、IKEAで見つけた便利なカーテン金具を使いました。これだと洗濯ばさみの要領で、カーテンをぶら下げるだけなので超便利。しかも強度もかなりのもので、こんなに大きいカーテンをぶら下げても全然平気です。


隙間風対策(ドアの下)


Draft snakeを作りました。ドアの下に大きな隙間があり、ここからも隙間風がビュービュー入ってきます。この隙間部分を、ヘビの様に長いクッションでふさぐのです。

クッションの中身は安いジャスミン米です。隙間風をしっかり防ぐにはお米や乾燥大豆を入れた方がクッションが安定するからです。

これで随分部屋の暖まり方が変わりました。


隙間風対策(バスルーム)

カーテン閉じたところ


カーテン広げたところ

お花の形のヨーヨーメーカー(クローバー製品)でフェルト生地の赤い花を作る
冬が寒い国は防寒対策がしっかりしてあり、カナダは窓が2重になっていたり、実家の福井でもふすまやドアを締め切って部屋を効率良く暖める事が出来る工夫がされてます。シドニーは冬と言っても雪も降らず、実家の福井やカナダと比べても暖かめです。そして暑い晴天の夏を乗り切る為に、家の中はとても開放的な作りです。

暑い晴天の夏以外は『想定外』と言わんばかりで、雨ザーザーの日は窓際から雨漏りします(日本ではこういうの見た事ないです)。そして冬は隙間風ビュービューです。家の中にふすまやドアなど、部屋を締め切る工夫があまりないので、なおさらです。

朝シャワーを浴びる時にバスルームのドアは閉めるのですが、隙間風がビュービュー入ってきて、とっても寒い!なのでバスルームドアの手前にカーテンをつけてみました。シャワーを浴びない時に邪魔にならないように、カーテンをこじんまりと閉じれるように工夫してます。お花の形のヨーヨーを作れるクローバー製品を使い、フェルト生地で赤いお花を作りカーテン止めにしました。

カーテン上部は、2.50ドルショップ(日本で言う100円ショップのようなもの)で買った突っ張り棒を使いました。

Mar 29, 2012

激ウマ!オカラで簡単ベークド・チーズケーキ!

豆乳メーカーを購入してから、手作り豆乳にはまってます。豆乳を作る度にオカラがどっさり($400g)出来るので、オカラの使い道を研究中!

今回作ったのはベークド・チーズケーキ。本来は『ダイエット豆腐チーズケーキ』というレシピでしたが、豆腐・ヨーグルトを使わずに、生オカラで代用してみました。ボール1つで材料を混ぜるだけの、とても簡単なレシピ。初心者にも簡単で失敗無く出来ます。

【材料】
●クリームチーズ(200g)室温で柔らかくしておく。
●生オカラ(400g)出来立ての温かいオカラを使用するとクリームチーズと混ざりやすい。
★卵(2個)
★砂糖(大さじ4)
★薄力粉(大さじ3)
★レモン汁(適量)

【作り方】
①大きめのボールの中で、●をペースト状にミックス。
②★を加え、泡だて器で滑らかになるまでよくミックス。
③型に流し、170-180度のオーブンで、40-50分焼く。竹串で差して、生っぽくなければOK。
④好みで、ブルーベリージャムやイチゴのスライスを乗せて食べる。

Mar 28, 2012

サテン生地とオーガンジー生地で、髪を結ぶシュシュ作り

↑ ブルーのシュシュ ↑
↑ グリーンに見えるけど、実は黄色と水色のオーガンジーを重ね縫いしてる ↑


↑ サテンのグリーンのシュシュ(上)と、オーガンジーの黄色のシュシュ(下) ↑
前回のフリース生地と同じで、シドニーのバレエスクールで安くサテン生地とオーガンジー生地も購入しました。サテンとオーガンジーはいかにもバレエのコスチュームで使われそうな素材です。

何を作ろうか考えましたが、サテン生地で洋服作ると、ツヤツヤした素材なのでコスプレ衣装そのもの・・・。まるでバレエの発表会の衣装を着て歩いてるようなものでもあります。

小物入れのポーチも可愛いとは思ったけど、どうせなら薄地の良さを生かしてシュシュを作る事に。

初めて作るシュシュ・・・どうやって作るのかWEBを検索してみると、あるわ、あるわ・・・。作り方の写真を見るとすごく複雑そうなのに、実際に自分で作ってみると想像以上に簡単。ミシンで直線縫いを数回するだけ。10分もあれば一個作れる。サテンやオーガンジー生地は薄いしキラキラと光を反射するので、シュシュにするととてもゴージャスで可愛いです!沢山作って友達にもあげようっと!

寝室のベッド用に、フリース生地でブランケット

↑ リバーシブルです ↑

↑ 片方は白地にピンクの小さな水玉。もう片方はベージュと白のストライプ柄 ↑
安くフリース素材の布を手に入れました。(シドニーのバレエスクールが、昔衣装を作るのに沢山布を購入してたようです。でも今はソーイング出来るスタッフがいないし、中国製の安い出来合いのコスチュームをネットで買った方が安く上がるんだそうです。なので激安価格で買えました)

フリースは洋服を作る程の大きさではないけど、これから寒くなるし、ちょっとしたブランケットなら作れるサイズだな~とビビッときました。フリース素材だから暖かいだろうし・・・。

ガーゼ素材の布地を、フリース生地の両面に縫い付けてみました。布カバーではなく、洗う時にはこのまま丸洗いでいいやって感じです。

ピンクの水玉柄の、チョッパー入れ袋


料理する時使うチョッパーを入れる袋を縫ってみました。バジルの葉・松の実などから、バジルコソースを作る際に重宝するマシーンです。

IKEAの布で、トイレットペーパーを入れる布バスケット

↑ トイレットペーパーを入れたとこ ↑

↑ 正面から ↑
うちのトイレには収納場所がゼロ。トイレのドアを開けると、便器がドーンと座ってるだけ。トイレットペーパーを収納しておく棚もなーんにもない。これまでは12ロール入りトイレットペーパーの上部のナイロンを四角く切り抜いて、そのままトイレに置いてました。

でもね、全然可愛くないし・・・

そこで、トイレットペーパーを入れておくバスケットを縫うことにしました。もちろん市販のカゴとか買ってきても良かったんだけどさ。でも汚れたら簡単に洗えるものが良いな~と思って、布で縫う事に。

箱型に縫って「出来たー!」と思ったものの、立たない・・・・。布なので、グンニャリ・・・。一応、表地と裏地の間に芯は入れたんだけどねー。

そこで四隅を何度か端ミシンして、強度を上げてみた。すると何とか立つようになりました!

あとは、このバスケットの上にふんわり乗せる、目隠しの布カバーを一枚ペランと縫ってみたい。

PP店ディスプレー

↑ 全体イメージ ↑
↑ 青の小部屋 ↑
↑ 赤の小部屋 ↑

↑ 緑の小部屋(上)と、ピンクの小部屋(下) ↑
↑ メンズ用の小部屋1 ↑
↑ メンズ用小部屋2 ↑
↑ 全体イメージ ↑
緑の小部屋

オレンジの小部屋

ピンクの小部屋

紫の小部屋
ゴールド&茶の小部屋

シルバー&黒の小部屋
クリーム色に紫の差し色

クリーム色に紫の差し色

封筒とカードのセット

自分で書き込むタイプのレシピブック、ダイアリー、ジャーナル等